自転車を駅前の駐輪場に預けて電車に乗り、彼女と旅行へ行きました。最近お互い忙しくてなかなか会えなかったので、久しぶりのデートが旅行ということもあり楽しくて、時間を忘れてはしゃぎましたね。観光名所を周って温泉に入り、綺麗な旅館で美味しいご飯を食べ、旅行を満喫しました。遊び疲れて帰りの電車では二人揃って爆睡でしたし、幸せだなぁと感じる二日間となりました。
そして彼女と別れて最寄り駅に帰ってきて駐輪場へ行き、自転車のカギを開けようとした時のことです。暗証番号をど忘れしてしまったのです。時間で金額が加算されていくタイプではないものの、一日ごとに料金を取られる駐輪場なので、わからないからと言って思い出すまで放置なんてことはできません。それに自転車に乗れないと、家までは40分位歩くことになってしまいます。まぁ歩けない距離ではありませんが、バスが通っている場所ではないのでまた駅まで出てくるのに40分歩かなければなりませんし、まさに大ピンチ、天国から地獄へといった心境でした。たかが自転車ではありますし、駐輪場の料金もべらぼうに高いというわけではないのですが、さっきまでの天国にいたような気持ちからの落差がすごくて、本当に地獄のようでした。
結局暗証番号を思い出すことはできず、駐輪場の管理人さんに事情を話して後日取りに来ることを伝え、その日は疲れていたのもあってタクシーで帰宅。番号を思い出したら取りに行こう…と思っていました。が、家の玄関を開けて部屋に入った瞬間、カギの暗証番号を突然思い出したんですよね。なんというかもう、これは天罰か何かか?と思うくらい悲しいタイミングです。あと少し早く思い出していれば…。
そこからまた駅に行く気力もなかったので、紙にメモを残して就寝。翌朝駅まで散歩がてら取りに行きました。今後はど忘れしてもいいように、財布か何かに暗証番号のメモを入れておこうと思います。